多様な性癖の種類を詳しく解説!
よく耳にする性癖はもちろん、異常と見なされがちなリスクのあるものまで、広く認知されています。
さらに性癖は人それぞれ異なり、そのバリエーションは無限大と言っても過言ではありません。
どんな性癖があるのか知りたい方にとって、必見の情報がここにあります。
性癖の種類、こんなにある!
性癖には多くの種類が存在します。
まずは、一般的によく知られている性癖のいくつかを見ていきましょう。
サディズム(S)やマゾヒズム(M)は耳にしたことがある方も多いでしょう。また、フェチとも呼ばれるパーシャリズムも知っておくべきです(フェチという言葉は知っていても、パーシャリズムの正式名称を知らないことも少なくありません)。
加えて、「ヘマトフィリア(血液に興奮する)」「アクロトモフィリア(四肢切断に興奮を覚える)」といった性癖もあり、これらは特に危険性が高いことで知られています。
ここで紹介した性癖は全体の一部に過ぎず、インターネットを検索するだけで100種以上の性癖が見つかることが珍しくありません。
さらに、「自分だけの特別な性癖」も存在します。
これらは正式な名称がつけられていないものです。
例えば、「カムフェティッシュ」は顔に精液をかける行為を好む男性を指しますが、個々の好みによっては「特定の容器に精液を注ぐ行為が好き」というものもあります。
このような行為は厳密にはカムフェティッシュに分類されません。
人々それぞれに個性がある限り、新たな性癖が生まれる可能性は無限大であり、正確な種類を特定することは難しいのです。
性癖にはどんな種類があるの?
性癖の種類の中でも、特によく耳にするものをいくつか紹介します。
これらの性癖は、多くの人が持ち得るもので、比較的一般的でリスクも低いとされています。
これらの性癖であれば、パートナーに理解される可能性もありますが、個人差があるため打ち明ける際には注意が必要です。
性癖 「サディズム」
サディズム、通称「S」と呼ばれるこの性癖は、他者を精神的または肉体的に虐めることに喜びを感じるものです。
SMプレイなどは風俗でも一般的に行われるため、それほど特異なものではありません。
性癖 「マゾヒズム」
サディズムとは対照的に、マゾヒズムは虐められることに快感を覚える性癖です。
身体的な刺激である踏まれたり蹴られたり、言葉での責めなどに興奮を覚えることがありますが、人によって受け取られ方が違います。
性癖 「ピクトフィリア」
ピクトフィリアは画像を見て興奮する性癖です。
性癖 「パーシャリズム」
パーシャリズムは、特定の身体部位に惹かれる性癖で、一般に「フェチ」とも呼ばれます。
男性の場合は女性の胸やお尻、脚などが多く、女性の場合は男性の筋肉や鎖骨が魅力的とされます。
特定の部分に性的興奮を感じるのは、特に男性に多い傾向があります。
お尻好きにはバックがやはり人気。
異常な性癖の種類、これだったらかなり変態!?
性癖には、一般的なものから特殊なものまで多岐に渡りますが、今回は中でも特に異常とされる種類をピックアップして解説します。
これらの性癖を持つ場合、性的欲求を満たすために重大な問題を引き起こす恐れがあるため、十分な注意が必要です。
性癖の種類「ペドフィリア」
ペドフィリアは13歳未満の子供に対して性的興奮を覚える性癖で、俗にロリコンとも呼ばれます。この性癖は倫理的にも社会的にも強く非難されるものです。
性癖の種類「ネクロフィリア」
ネクロフィリアは死体に対して性的興奮を感じる性癖です。海外ではこの性癖が原因で犯罪が発生することもありますが、非常に稀で深刻な問題です。
性癖の種類「コプロフィリア」
コプロフィリアは「食糞」に興奮を覚える性癖です。成人向け映像作品でも見かけることがありますが、非常に特殊で、多くの人が受け入れがたい性癖と言えます。
性癖の種類「ハイポクシフィリア」
ハイポクシフィリアは「窒息」によって性的興奮を得る性癖です。窒息プレイが取り扱われることもありますが、命の危険を伴うため極めて危険です。
性癖の種類ごとに見る心理状態を徹底調査!
性癖の種類に応じた心理状態について詳しく解説します。
性癖は多種多様で、危険を伴うものも存在しますが、どれもその人にとって興奮する対象です。
彼らが性的欲求を満たすとき、どのような心理が働くのかを見てみましょう。
まず、異常性癖を持つ人は、一般的な性行為に満足しない場合が多いです。
これは、通常の性行為で満たされる欲求とは異なるものがあるためで、一般的なセックスでは満足感を得られにくいのです。
その結果、性行為で得られる快感や幸福感が少なくなり、ストレスを抱えやすい傾向にあります。
このようなストレスが犯罪へとつながることもあり、求める性癖が実現しにくく、それを無理やり叶えようとすることで犯罪に走ることがあります。
異常な性癖を持つ人の要求が通り、一時的に受け入れられたとしても、その反動で要求がエスカレートする可能性があります。
例えば、ペドフィリアの人が逮捕されるケースでは、初めは幼い子供から好意を得ていたものの、無理やり性的行為を強要しようとして捕まる場合が多いです。
エスカレートする心理には「支配欲求」があり、自分の性癖を受け入れてくれる異性をさらに自分の欲望に合わせようとする傾向があります。
この傾向は特にサディズム、コブロフィリア、ヘマトフィリアなどで顕著です。
性癖のタイプ診断テスト!あなたの傾向を探ろう!
性癖のタイプを診断するテストをご紹介します。
性癖が千差万別であるため、この診断テストではあなたのおおまかな傾向を測ります。
それでも、自分の性癖が気になる方はぜひチェックしてみてください。
まずは「異性のどの体の部位が好きか」を思い浮かべてみましょう。
その部位に強く興奮を覚えるなら、それはパーシャリズム(特定の部位に惹かれる性癖)の可能性があります。
次に、自分が性に対してどれだけ開放的か、また他人とのコミュニケーションが得意か、エッチを楽しんでいるかを考えてみてください。
もしその項目でピンとこない場合は、現状のセックスライフに満足していない可能性があり、潜在的に別の性癖を持っているのかもしれません。
ただし、これだけではあなたの性癖の種類までは完全に把握できませんが、ふとしたきっかけで特定の性癖に目覚める場合もあります。
次に、エッチの時に自分が受け身か攻めどちらの傾向があるかを振り返ってみましょう。
「相手をよく知らない状態でのセックス」を想像しやすいです。
受け身であるならマゾヒズム、攻める傾向が強いならサディズムの可能性があります。
セックスだけでなく、普段の異性との関わりでも自分がサディズムかマゾヒズムどちらに近い性癖を持っているか診断することができます。
ちなみに、性癖には含まれませんが、例えばちんこに真珠を入れる行為なども何かしらのサディズム的要素があるのかもしれません。
性癖の種類、フェチとは何が違う!?
性癖の種類と「フェチ」の違いについて詳しくご説明します。
これらの用語はしばしば混同されますが、微妙な差異があります。フェチを聞かれて性癖の種類を答える人もいるかもしれません。
例えば「〇〇フェチ」と言うと、その〇〇に対して特別な好意を持つイメージがありますが、性癖で「実は〇〇なんです」と言うと、少し特異な好みを示すように思われがちです。
一般的には、「フェチ」は特定の身体部位や物に対する嗜好を意味し、「性癖」は性的興奮を引き起こす特別なポイントを示すものと考えられます。
そのため、他人に変な目で見られたくない場合は、「自分の性癖は」よりも「自分のフェチは」と言う方が無難かもしれません。
例えばペドフィリアの場合、「幼女フェチ」という表現は使わず、特定の身体部位に惹かれるわけではないためです。
足や胸、お尻など特定の部位が好きなら、それはフェチに分類され、性癖が歪んでいるわけではありません。
また、「パーシャリズム」という性癖の種類も、フェチに近いもので、特定の身体部位に対する嗜好を示します。
フェチと同様に、この性癖も特定の部位に惹かれることを指し、両者には大きな違いはありません。
性癖の種類まとめ
さまざまな性癖の種類についてご紹介します。
一般的によく知られているものから、かなり特異なものまで、多岐にわたる性癖がありますが、「性癖の種類が何種類あるか」については一概には言えません。
性癖は人によって無限のバリエーションがあるものと考えておくのがよいでしょう。
ただし、相手の要求をすべて受け入れるのはリスクを伴う場合がありますので注意が必要です。
自分の性癖が気になる場合は性癖診断を試してみてもいいかもしれませんが、これはあくまで参考であり、結果がそのまま真実とは限りません。
診断結果は参考程度に留め、自分やパートナーの安全を最優先してください。