電車通勤の私・・・しばしば本を読みます。
最近は、夜行観覧者(湊かなえ)・かっこうの卵は誰のもの(東野圭吾)・植物図鑑(有川 浩)・世界から猫が消えたなら(川村元気)を、立て続けに読みました。
私が本を選ぶときというのは、本屋さんに行って、オススメのコーナーにならんでいる本、カバーが可愛い本、ドラマ化や映画化されていて、好きな俳優さんが出ているもの・・・など。
いたって動機は、ミーハーなんですが・・・
本ってスゴイですね。電車に乗ってても、ベッドで寝る前の数分でも、読み始めると、別世界(本の世界)に連れてってくれるんです!!・・・んで、パタって本を閉じると、スッと現実に戻る。 まさに 「どこでもドア」 なんです(@_@;)
そんなステキな本の中で、
今回、私が特に惹かれたのは、
「世界から猫が消えたなら」!!! です。
最初は、もちろん、カバーに可愛いネコがいるから、そして オススメコーナーにあったから なんですが・・・
「死」を宣告された若者が、悪魔と「取引き」して、世界から、ひとつ「何か」を消すことで一日寿命を伸ばしてもらうという 話なんです。
読んでいくうちに、生きていること、死ぬこと、どういうふうに生きるのか、大事なものってなんなのか・・・なんていうことを考えさせてくれる。無理強いする感じではなく、きれいごとな感じでもなく、でも、結構、乱暴に入り込んでくる感じ・・・ウ~ン、うまく言えませんが・・・私、ちゃんと生きてるんかな??って思ったりしますヨ。
読む人によって、当然 今まで生きてきた道のりが違うから、こういう内容の本に対する感じ方は全然違うんだろうと思いますが、きっと読んだ人が、自分の生き方を振り返ってしまう、そんな本だと 私は思いました。(Y)